ビジネスパースン野菜づくり

ビジネスパースン野菜づくり(第2話)

 

 

一日の勤務時間のうち、ほぼ半分の時間はパソコンの前で一人作業をしていることになる訳です。私は団塊の世代より少し前、日本の高度成長期に社会に出て、ほぼ毎日のように残業しながら仕事をしていました。

書類作成、電話でのやり取り、会議、訪問者応対、外出など仕事のパターンは今とそれほど変わらないのでしょうが、現在ではそれらの業務の全てにパソコンが関係してきています。一つ違うのは職場での会話がもっとあったように思います。また当時はそれができたのです。残業が多く、疲れていましたが、良い意味での無駄な会話も多くありました。それがあったので乗り切れたのかもしれません。 

現在の企業社会はスピードと生産性を競っています。また社会に対する説明責任も厳しく求められるようになりました。オフィスワーカーは膨大な仕事量に押しつぶされそうになりながら、強いストレスに必死で耐えている、というのが大方の現実ではないでしょうか。

余談ですが、私たちの時代は「現場、現物、現実」の3現主義でした。ところが現在は「パソコンの前も現場」と言う若い企業人が出てきました。とすると現在は現場の意味も再定義することが迫られている時代なのでしょうか。 

確かにITは必要であり、現在の企業活動はITなしには成り立たなくなっています。ITを否定するのではなく、この高度情報社会の中で、どのようにして人間的幸せとか楽しさの価値、を実現していくことができるのか、を考えてみたいと思います。

このことは私にとっては自然、その中でも農業への回帰と言う形をとる、ということを予めお伝えしておきたいと思います。。。閑話休題

 

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